DX化とはなんでしょう
情報システム界隈はDXという言葉が大流行していますね
DXという言葉が一人歩きしているように思います
DXとは「デジタルトランスフォーメーション」のことですね
では、デジタルとはなんでしょう
デジタルの反対はアナログですね
アナログとは従来の紙文書やFAX、ハンコを使った業務を指すことになるでしょう
デジタルとはペーパーレス、電子メール、電子印鑑、クラウドなどに置き換えることを指すでしょう
このようにアナログデータをデジタルデータ化することを「デジタイゼーション」といい、DX化の第一段階となります
また、新しい技術を使って従来では考えられなかったビジネスモデルに変換する可能性もあります
では、中小企業はどこから手をつければ良いのでしょう
まずは、取引先とのやり取りをデジタル化することで取引先、社内の業務を効率化することができます
このように取引先や部門間の業務の変革と「デジタル・オプティマイゼーション」といいます
FAXでのやりとりを電子メールやファイルに変更することなどが典型的な例となります
注意したいのはファイルにしたとしても、文書をスキャンした画像やPDFはデジタルではありません
画像から文字をテキストとして取り出すことは簡単にはできません(OCRなどでできるが、精度はまだかなり低い)
PDFはテキストを取り出すことができないことがあります
特にスキャンしたPDFは画像ファイルとほぼ同じです
テキストファイル、CSVファイル、Excelファイルなどでやりとりすべきでしょう
取引先からFAXからファイルへ変更する依頼や相談があったら、断らずに実現できるか考えないと時代遅れな企業になってしまいます
それを機会と捉え、社内業務全体の業務の見直しをして、業務・システム改善をするとよいでしょう